みなさんバスケしてますか?
これまでNBAで活躍するスーパースター達を紹介してきました。
バスケの世界最高峰リーグであるNBA、その場で活躍している日本人はみなさんご存知でしょうか?
日本人がNBAでプレーすることは革命的に凄いことなのでバスケに詳しい人は常識的なことかもしれませんが、この記事ではバスケ初心者やこれからバスケを知っていく初級者の方に向けて発信します。
※各データは2021年3月現在のものになります。
それでは早速参りましょう!!
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B-BOOKSでは首都圏で様々なバスケ大会を開催しています。
下記より大会情報チェックできますので、是非ご覧になってみて下さい!
田臥勇太(2004年〜2005年)
田臥勇太の名前は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
それもそのはず田臥は日本人で初めてNBA選手となった歴史的な選手なのです!
神奈川県出身の田臥、8歳からバスケを始め若くしてその実力は頭ひとつ抜けていたそうです。
中学校の頃には全国大会3位になり、個人としてもベスト5にも選ばれております。
高校は『スラムダンク』の山王工業のモデルにもなった、バスケの超名門秋田県の能代工業に進学します。
高校バスケには高校総体、国体、全国高校選抜という3つの大きい大会があるのですが、田臥が入学してから3年間で全ての大会で優勝するという歴史的な偉業を成し遂げます。
若くして既に日本のバスケ界からは逸脱した実力を持っていたのです…。
大学はハワイへ留学し本場のバスケを体感し、日本のプロリーグで活躍した後に2004年にNBAのフェニックス・サンズとの契約を果たします!
所属後は合計4試合に出場、プレー時間は計17分、7得点3アシストの成績を残しております。
少なく感じるかもしれませんが、日本のバスケ界において大きな一歩であり希望となりました。
今現在はBリーグの宇都宮ブレックスに所属しています。
田臥のプレーの魅力はそのドライブ力とパスセンスです。
コート全体を見渡す目で正確かつ気の利いたキラーパスを出します。
173cmというバスケ選手としては大きいとは言えない身長にも関わらず、NBAでプレーができたのはバスケセンスがずば抜けていたからでしょう。
八村塁(2019年〜)
2019年にNBAに加入して以来、時の人となった八村塁。今現在もワシントン・ウィザーズにて活躍しています。
八村は2019年NBAドラフトにおいて一巡目指名をウィザーズから受けました。これは日本人初の快挙であり、日本のバスケ界が大きく前進した歴史的瞬間でした。
富山県富山市出身、ベナン人の父と日本人の母の間に生まれた八村は意外にもバスケを始めたのは中学生からでした。それまでは陸上や野球をやっており、イチローに憧れていました。
中学からバスケを始めてからはその才能が開花、中学校では全国大会準優勝、高校は宮城県のバスケの名門である明成高校に入学し全国3連覇を達成しています。
大学はNBAを見据えてアメリカのゴンザガ大学に入学。本場のバスケを経験しプレイヤーとしてより成長した彼は2019年にウィザーズから一巡目指名がかかり、現在に至ります。
八村は日本人離れした身体能力を生かしたゴール下での競り合いが強い上、3ポイントシュートも打てるオールラウンダーです。ギフトとも言えるそのしなやかで俊敏性の高い筋肉によって球離れが早く、かつ正確なプレーをすることができます。また、日本人の美徳とも言える礼儀の正しさも持ち合わせており、ファンからの支持も厚いです。
不幸なことに現在までのキャリアの半分近くを怪我や病気に苦しめられていますが、今後の活躍が確実に期待できるビッグなプレイヤーです!引き続き彼を応援していきましょう!!
渡邊雄太(2018年〜)
現在26歳、田臥に続き日本人で2人目のNBAプレイヤーが渡邊雄太です。
神奈川県で生まれた後、香川へ移住し学生時代から活躍し続けた渡邊は田臥の助言により大学からアメリカへ留学。大学リーグでは地元の選手を圧倒するほどの実力を示し、2018年にはブルックリン・ネッツのメンバーとしてNBAサマーリーグに参加。
そしてメンフィス・グリズリーズとのツーウェイ契約(NBAトップチームと下部リーグのGリーグチームの双方と所属する契約)を結び、晴れてNBA選手となります。
2018年、19年と目立った成績は残せずに苦しい時代が続きましたが、今シーズンの2020-2021シーズンではトロント・ラプターズとミニマム契約をかわし、試合に出場。
その献身的なディフェンスを評価され積極的に起用されるようになります。
同時に自身のキャリアハイである1試合21得点を記録し、その活躍が認められて2021年4月19日にラプターズと本契約を結びました。八村とともにNBAと本契約している2人目の現役日本人となりました!
渡邊は20cmという長身を生かしたリバウンドやディフェンスを得意としながらも、3ポイントシュートも打てるいわゆるオールラウンダーな選手です。上述したようにディフェンスと献身性も高いのでチームにとって重宝される選手なのです。
上り調子の渡邊雄太、彼の今後の活躍も要チェックです!
以上がNBAでプレーをした日本人選手の紹介でした!
誤解を恐れずに言えば、日本は本場アメリカのNBAからするとまだまだバスケ後進国です。
しかし、田臥をはじめ八村や渡邊の活躍からも分かるようにその差は少しずつ埋まりつつあります。
Bリーグの発足も相まって日本のバスケ界はより盛り上がりを見せています。
今年の東京五輪では八村・渡邊が出場すると思うので、これも見逃せませんね。
今後NBAで大活躍する選手が沢山輩出されることでしょう!
日本のバスケ界もまだまだ目が離せません!!