B-BOOKSのバスケ大会はこちら
NBAスターのドラフトはどうだった?-NBAドラフト特集①

みなさんバスケしてますか?

さて突然ですが、NBAのドラフトはいつ開催されるかご存知ですか?

例年では6月の第4木曜日となりますが、今年2021年は7月29日(木)なんです。つまり間もなくなのです!

日本人にとってみればドラフトはプロ野球のドラフト会議などが馴染みがあるとは思いますが、バスケファンにとってはこの日は大注目の日ですよね。

そこで今回は改めて今までNBAで活躍してきたスーパースター、今なお輝く大物選手たちのドラフトを振り返ってみたいと思います!

あの選手が何位指名されたのか、どういう経緯でNBAに入ったのか、気になりますよね。

では早速参りましょう!!


【B-BOOKS大会 PR】

B-BOOKSでは首都圏で様々なバスケ大会を開催しています。
下記より大会情報チェックできますので、是非ご覧になってみて下さい!

B-BOOKSバスケ大会情報

マイケル・ジョーダン

ドラフト年:1984年
指名チーム 順位:シカゴ・ブルズ 第3位

伝説的NBA選手のマイケル・ジョーダン。歴代最高の選手との呼び声も高いですが、実は彼は第3位でのドラフト指名でした。

1984年の1位はアキーム・オラジュワン。ヒューストン・ロケッツに入団し、90年代後半を席巻したビッグマンです。

ジョーダンは高校卒業、1982年にノースカロライナ大学に進学。
その年のNCAAトーナメント(大学バスケの全米大会)で優勝。1年次にしてこの優勝に貢献する大活躍をします。
2年次にはチームの主力選手となると同時に全米ジュニア選抜に選ばれます。
3年次にも大学バスケ界で頭ひとつ抜けた存在になり多くのタイトルを獲得、その年にNBAの指名を受けることとなります。

意外にも3位指名でNBA入りしたジョーダンですが、シカゴ・ブルズに入団後1年目から早速頭角を表し一気にスターダムへと上り詰めます。

ジョーダンを獲得したブルズは先見の明がありますね。


レブロン・ジェームズ

ドラフト年:2003年
指名チーム 順位:クリーブランド・キャバリアーズ 第1位

こちらも伝説的なNBA選手、みんなご存知レブロン・ジェームズ。彼はジョーダンとは違い、ドラフト第1位!
鳴り物入りでNBA入りをしました。しかも、レブロンがNBAに入ったのは高校卒業後のなんと18歳の時です!

2003年当時、ドラフトは基本的には22歳以上からエントリー資格が発生していました。(2005年以降は19歳以上に変更)

しかし、レブロンはアーリーエントリーという制度を使い18歳でエントリーをしています。
アーリーエントリーとは、ドラフトが始まる60日前までにエントリー宣言をし、キャンプ等に参加して実力を示した選手がドラフトにかけられる制度です。

レブロンはこのアーリーエントリーでドラフトにかけられ、かつ1位指名を受けています。つまり、若くして大注目の選手だったのですね…。

その証拠に高校在学中に既にNIKE(ナイキ)と7年間9000万ドルの専属契約を交わしています。スーパースターはスケールが違いますね…。


コービー・ブライアント

ドラフト年:1996年
指名チーム 順位:シャーロット・ホーネッツ 第13位(後にすぐにロサンゼルス・レイカーズへトレード)

レブロンと同じようにアーリーエントリーによって若くしてNBAした選手の一人が彼、コービー・ブライアントです。

当初は大学進学を考えていたコービーですが、高校卒業の前年にケビン・ガーネットが実に20年ぶりに高校卒業からNBA入りを果たし、それに触発されて自分も高校卒業と同時にアーリーエントリーでNBA入りを目指します。

当時はまだ高校卒業したての18歳がNBAで活躍できるなどと誰も思っておらず、コービーは第13位でシャーロット・ホーネッツから指名を受けるに留まります。ちなみにこの年1996年はアレン・アイバーソンやレイ・アレンなどもドラフト候補に入っており、豊作の年でした。

コービーはホーネッツから指名を受けたものの、レイカーズ入団を強く主張。レイカーズのゼネラルマネージャーはコービーの才能とその熱意を買い、トレードの末ホーネッツからコービーを獲得。その後はご存知の通り、ミスターレイカーズと呼ばれるほどの看板選手へと成長していくのです。


ドワイト・ハワード 

ドラフト年:2004年
指名チーム 順位:オーランド・マジック 第1位

もう一人、アーリーエントリーでNBA入りした選手を紹介します。
ドワイト・ハワードは2004年にオーランド・マジックから1位指名を受けています。

前述の通り、2005年からNBAドラフトの制度は変わり、19歳以上のみがドラフトエントリーの資格を得ることとなりました。
これにより高校卒業してすぐのアーリーエントリーの制度も廃止されています。
つまりハワードは高校卒業後、ドラフト1位指名を受けた最後の選手となったわけです。

ハワードはNBAトップレベルのセンターです。リバウンド王計5回、ブロック王2回、ダンクシュート成功数1位4回、最優秀守備選手賞3回という輝かしい成績をおさめている史上最強センターの一人です。

高校時代から非常に恵まれた体格を持ち、そこにNBAの格団体はこぞって注目していました。
NBAに入ってからはスーパーマンという異名で親しまれ、今なお現役で活躍し多くのファンから愛されております。


ステフィン・カリー

ドラフト年:2009年
指名チーム 順位:ゴールデンステート・ウォリアーズ 第7位

最後に現役最強の選手の一人、ステフィン・カリーも紹介しましょう!

カリーは2009年にウォリアーズから7位指名を受けています。今やNBAでのトップオブトップの選手ですがドラフトは7位とは意外ですね。

カリーは高校卒業後、地元のデイビッドソン大学に進学。1年次からチームの主力として活躍し、個人的には素晴らしい成績を残してきたのですが、チームとしてはこれといった良い成績を残すことができずにいました。
その影響もあってかドラフトは7位指名にとどまってしまったのかもしれません。

しかし、ウォーリアズのヘッドコーチ、ドン・ネルソンはカリーの才能にいち早く注目し、ドラフトで獲得、実戦での起用に踏み切ります。

その後の活躍は周知の通り。今や最強選手の一員となりました。

たとえチームの成績が悪く、前途も芳しくなくても、諦めずに地道な努力を続けたカリーだからこそ今のポジションがあるのかもしれませんね。


以上が大物選手のNBAドラフト紹介でした!いかがでしたでしょうか。

冒頭にも解説した通り、まもなく今年のドラフトが開催されます。

今年はどんなトンデモ選手が登場するのか期待に胸を膨らませながらバスケ、NBAを楽しみましょう!!

NBAカテゴリの最新記事