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アシストの王様は誰だ!? NBA歴代アシストランキング

今回はNBAの歴代最多アシスト数ランキングを紹介します!

今までは最多得点スリーポイントなど花形的なプレーに注目してきましたが、その得点も味方からのサポート無しでは実現できません。良いアシストがあってこそ、ゴールが生まれる。

縁の下の力持ち的な存在、名アシストプレイヤーに注目します。

今回もトータルのアシスト数と並行して総出場試合数、APG(1試合平均アシスト数)を記載するとともに、動画付きでその選手を紹介していきたいと思います。

※各スタッツは2021年1月時点の数値になります。※

では参りましょう!!


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B-BOOKSでは首都圏で様々なバスケ大会を開催しています。下記より大会情報チェックできますので、是非ご覧になってみて下さい!

B-BOOKSバスケ大会情報

5位:マジック・ジョンソン( Earvin “Magic” Johnson Jr. )

総アシスト数:10,141アシスト
プレイ年:1976年〜1996年

バスケに詳しくない人でも名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?
第5位はマジック・ジョンソンがランクイン!

歴史上最高のポイントガードとして名高いマジック・ジョンソン。
ロサンゼルス・レイカーズ一筋で約20年間のキャリアを過ごしてきました。

206㎝という長身でありながらポジションはポイントガードというのは当時のNBAでは珍しいことでした。
理由としてはチームに、かの有名なセンター、カリーム・アブドゥル・ジャバーがいたことなどが挙げられますが、ジョンソン自身のパスの技術とガードとしてのセンスがあってこその役職でした。

実は本名はマジックではなく、アーヴィン・ジョンソン。
彼はまるで魔法のようなノールックパスを得意技としており、そこから「マジック」という愛称が付けられました。ジョンソン以前のNBA界ではパス、アシストというのは地味なプレーとしての認識が強かったのですが、それを華麗で魅せるプレーというイメージに変えたのがジョンソンでした。

総出場試合数は906試合、APGは11.2回でなんと歴代1位!
この数字だけでもいかにマジック・ジョンソンが素晴らしい選手かということが分かりますね。


4位:マーク・ジャクソン( Mark A. Jackson )

総アシスト数:10,334アシスト
プレイ年:1987年〜2004年

第4位はマーク・ジャクソンです!
目立った選手ではないかもしれないですが、そのキャリアを通して素晴らしい成績を収めてきました。

ジャクソンはニューヨーク・ニックスにNBAドラフトで入りますが、1巡目18位という高いとは言えない順位でのデビューでした。
しかし、キャリア2年目の1988年には試合平均13,6得点、4,8リバウンド、2,5スティール、10,6アシストという凄まじい成績で新人王に輝きました。
その後7つのチームを股にかけ活躍を続け、1997年にはアシスト王になっています。

ジャクソンはガードでありながらジャンプシュートは得意ではありませんでした。
しかしゲームメイクが非常に上手く、的確なパスとポストプレイによって周りを生かす選手だったようです。

総出場試合数は1,296試合、APGは8.0。
正に縁の下の力持ち。目立つプレイばかりが良いプレイだとは限りませんね。


3位:スティーブ・ナッシュ( Stephen John Nash )

総アシスト数:10,335アシスト
プレイ年:1996年〜2015年

第3位となったのはスティーブ・ナッシュ。
ナッシュは191㎝というNBAの中では小さい身長ながら、歴代最高のポイントガードという呼び声すらあります。

その理由としては、的確なパスとハンドリングやゲームメイクのセンスに加え、特筆すべきは3ポイントシュートにも長けていた、という点です。
近づけばパスを通され、距離を取ればシュートを打たれる。ディフェンスにとってはと非常に守りづらい選手でした。

その総合力の高さで2度のMVP、5度のアシスト王になっているナッシュですが、チームキャリアには恵まれず、チャンピオンになる事は一度もなかったようです。
しかし、たゆまぬ努力を積み重ね、個人としては素晴らしいキャリアを築き上げました。

総出場試合数は1.217試合、APGは8.5。
何事も腐らず一歩一歩前に進むことが大切ですね。


2位:ジェイソン・キッド( Jason Frederick Kidd )

総アシスト数:12,091アシスト
プレイ年:1994年〜2013年

ジェイソン・キッドが2位にランクイン!

若くしてその才能の頭角を表していたキッド、高校生の頃はその人気にあやかって、キッドの顔がプリントされたTシャツも作られそれが爆発的に売れたりするほど。
NBAに入ってからもその実力は衰えることなく活躍し続けました。

キッドの凄さ、魅力としてディフェンス力の高さが挙げられます。
堅実で俊敏性の高いディフェンスからスティールをし攻撃に繋げる、という基本のキと言える事をキャリア通して続けてきました。
また、ポイントガードながらリバウンド力が高かったのもキッドの特徴でした。

得点、リバウンド、アシスト、スティール、ブロックの5項目の内3項目を1試合に2桁以上達成することをトリプルダブルと言いますが、キッドはこのトリプルダブルを現役中107回達成しており、この記録は歴代4位となっております。
Mr.トリプルダブルという愛称でも親しまれていたようです。

総出場試合数は1.391試合、APGは8.7となっております。

さて最後に1位の発表です…


1位:ジョン・ストックトン( John Houston Stockton )

総アシスト数:15,806アシスト
プレイ年:1984年〜2003年

NBAの歴史上最高のアシスト王は…ジョン・ストックトンです!!

19年間の現役生活を全てユタ・ジャズに捧げたジョン・ストックトン、総出場試合数1,504試合、そしてAPG10,5という驚異的な成績をおさめております。

ストックトンはコート全体を見渡す目とプレイヤーの流れを掴む感覚が非常に鋭く、的確かつ堅実にゲームメイクし、受けてが最もシュートを打ちやすいようにアシストをできるとても優れた選手でした。
また、身長は185㎝と小柄ながらディフェンス力もとても長けていました。その証拠に通算アシスト数が歴代1位であるとともに通算スティール数もNBAの歴史上1位となっています。

ストックトンのプレースタイルとしては派手なプレーや華麗なテクニックなどはせず、とにかく基本に忠実にプレーをこなしていくのも特徴でした。
その功績として歴代NO1の称号を2つも得るわけですから、やはり基本はとても大事なのですね。

以上がNBAの歴代アシスト数ランキングでした。


いかがだったでしょうか?

ランキングを見てもわかる通り、アシスト、つまり得点に繋げるには堅実なディフェンスが起点となっているようです。また、基本をしっかりおさえることで大きな記録へと繋がることも伺えます。

各選手の他の動画も見てみてアシストプレーのさらなる奥深さへとタッチしてみましょう!!

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