リバウンドを制するものはゲームを制す。
今回はNBAにおける歴代最高のリバウンド選手を紹介していきます!
リバウンドとは、打たれたシュートがリングやボードに当たって落ちてくる際に、そのボールを保持する技術なのですが、バスケにおいてはとても大事な技術となっております!
この記事においては総リバウンド回数の多い選手を5位からランキング形式で発表していき、総試合出場数、RPG(1試合平均リバウンド数)などの情報に加え、画像や動画なども添えて解説をしていきます。
※各スタッツは2021年2月時点の数値になります。※
それでは早速どうぞ!
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5位:モーゼス・マローン( Moses Eugene Malone )
総リバウンド数:16,212回
プレイ年:1974年〜1995年
第5位はNBAの殿堂入りもしている、モーゼス・マローンがランクイン!
208cmという決して大きいわけではないセンターでしたが、数々のチームでキャリアを重ねMVP3回、リバウンド王5回という素晴らしい成績をおさめてきました。
マローンは大学に行かずに高卒でNBA入りした最初の選手でした。若くしてその才能は輝いていたのですね。
総出場試合数1.329試合、RPGは12.2。
毎度どのランキングでもそうですが、5位とはいえ凄まじい成績です…(笑)
4位:エルヴィン・ヘイズ( Elvin Ernest Hayes )
総リバウンド数:16,279回
プレイ年:1968年〜1984年
4位はモーゼスと同じく殿堂入りを果たしている、エルヴィン・ヘイズです!
60年代〜80年代にかけて主にロケッツで活躍していた彼ですが、90年に殿堂入り、96年に「偉大な50選手」に選ばれております。
高身長かつ長い手足を武器にリバウンドに勝ちまくり、そのまま得点も決めるというオールラウンドぶり。
リバウンド王に2回輝いているとともに得点王にも1回なっております。
総出場試合数1.303試合、RPG12.5です。
3位:カリーム・アブドゥル・ジャバー( Kareem Abdul-Jabbar )
総リバウンド数:17,440回
プレイ年:1969年〜1989年
言わずと知れた伝説のセンター、史上最高のセンターとの呼び声高いカリーム・アブドゥル・ジャバーが堂々の第3位!!
以前こちらの記事でご紹介したように彼はNBA得点ランキングにおいても1位に輝いております。
こちらの記事で詳しい解説を書いておりますのでここでは割愛しますが、NBAの歴史上最も素晴らしい選手の1人であるジャバー。
その成績は輝かしいもので総出場数試合数は1.560回で歴代2位、ブロック成功数3位、チーム優勝6回、MVPも6回、1995年にはNBA殿堂入りしております!
ちなみにRPGは11.2となっております。
一度は生で観たかった…。
2位:ビル・ラッセル( William Felton “Bill” Russell )
総リバウンド数:21,620回
プレイ年:1956年〜1969年
第二位は往年の最強センター、ビル・ラッセルです!!
ボストン・セルティックス一筋で活躍し続けたラッセル。数々の輝かしい個人成績とともにチーム優勝を11回も達成しております。
当時のNBAではセンターにパスを回したり、あるいはオフェンスリバウンドを取ったりしてゴール下から得点のチャンスを作り出すことが一般的とされていました。つまりセンターは攻撃の要だったわけですね。しかし、そこに革新的な変化をもたらしたのがラッセルでした。
当然の如くオフェンス面の技術も高かったことは説明不要だとは思いますが、ラッセルのプレーで特筆すべきなのはそのディフェンス力の高さでした。
相手のあらゆるシュートをブロックし、かつそのブロックを味方へのパスへと繋げるという荒技を連発し、ディフェンシブセンターとして素晴らしい貢献をしておりました。
もちろんリバウンド力も高く、総出場試合数は963試合と少なめであるにも関わらず歴代2位のリバウンド数。また、RPGは22,5という規格外の成績を収めております。
しかし、上には上がいる…最後に1位の紹介です…!
1位:ウィルト・チェンバレン( Wilt Chamberlain )
総リバウンド数:23.924回
プレイ年:1959年〜1973年
NBAの歴代リバウンド王、つまり世界で最もリバウンドを取り続けた男は、ウィルト・チェンバレンです!!!
身長216㎝、体重124.7kgという当時の選手としては非常に恵まれた体格を活かし、圧倒的な成績をおさめてきました。
リバウンド数がNO1であると当時にRPGも22.9と歴代NO1。また11回のリバウンド王になっておりこれも歴代トップ。その他リバウンドのみならず得点やアシストに至るまで、あらゆる個人成績がここでは紹介しきれないほどずば抜けております。
チェンバレンは先程紹介したビル・ラッセルとライバル関係であったことも有名です。個人としては素晴らしい成績を収めていたチェンバレンですが、チーム優勝はわずか2回。それはラッセル率いるセルティックスに何度も僅差で押さえ込まれたという歴史がありました。
お互いに高め合える間柄だったからこそ2人とも素晴らしい選手となり、これほどの輝かしい記録を作り出すことができたのかもしれませんね。
ライバルに感謝です。
以上がNBAの最多リバウンド選手ランキングでした!
いかがでしたでしょうか?
リバウンドはバスケの要!彼らのプレーを研究しながらしっかりと練習してゴール下を支配しましょう!!
スクリーンアウトだ!!!