皆さん「トリプルダブル」という言葉はご存知でしょうか?
トリプルダブルとは、1試合の内に得点、リバウンド、アシスト、スティール、ブロックショットの5つの項目の内、3つ(triple)で2桁(double)を記録することです!
これがとても、、、とても難しい。
今回はこのトリプルダブルの達成数ランキングを紹介します!
NBAで最もトリプルダブルを達成した選手は誰なのでしょうか。
動画や解説なども踏まえて発表していきます!
※各スタッツは2021年1月時点の数値になります。※
では、早速参ります!!
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5位:レブロン・ジェームズ( LeBron Raymone James Sr. )
総トリプルダブル数:99回
プレイ年:2003年〜現役
第5位はキング レブロン・ジェームズです!
とても有名な選手なので名前を知っている人は多いかもしれませんね。
なんせレブロンはNBAの歴史において最も素晴らしい選手の1人に数えられ、愛称は”キング”と親しまれています。
身長206㎝、体重113.5kgというバスケ選手として恵まれた体格を持ち合わせているのみならず、抜群に身体能力が高いのも彼の特徴の一つ。垂直飛びに至っては111㎝という驚異的なジャンプ力。
その身体能力とバスケIQの高さによって、トリプルダブルを99回も達成しています。
特に得点、アシストの回数は群を抜いていますね。
そして今なお現役…。キング レブロン恐ろしや…。
4位:ジェイソン・キッド( Jason Frederick Kidd )
総トリプルダブル数:107回
プレイ年:1994年〜2013年
第4位はMr.トリプルダブル、ジェイソン・キッドです!
アシストランキングでも紹介しましたが、キッドはオフェンス面のみならずディフェンス力も非常に高く、スティールやリバウンドが多いのも彼の特徴です。
基本的にトリプルダブルが未達成な時はリバウンドやアシストの数が足りない場合が多いのですが、キッドの場合は得点が足りない事が多いという珍しい選手でした。
自分よりも周りの魅力を引き出すタイプの選手で、抜群に広い視野と的確なパス、そして前述のディフェンス力でトリプルダブルを数多く達成していたようです。
3位:マジック・ジョンソン( Earvin “Magic” Johnson Jr. )
総トリプルダブル数:138回
プレイ年:1976年〜1996年
こちらもアシストランキングにて5位に輝いておりました!
ノールックパスの申し子であるマジック・ジョンソンですが、パスやアシストのみならずオールラウンドなプレイヤーとしも評価されていました。
206㎝という高身長を生かし、リバウンド、フックシュート、ブロック等も高い成功率を保ち、またスティールや3ポイントシュートまで量産する素晴らしい選手でした。
そして、それらの素晴らしい成績は天賦の才のみで成し得たものではないのです。
マジック・ジョンソンはNBAでも随一の努力家だったそうで、練習の重要性を度々語っています。
曰く「全力で練習をしないと、試合で極限のプレイはできない」とのこと。
バスケのみならずあらゆる事に通じる素晴らしい格言ですね。
2位:ラッセル・ウェストブルック( Russell Westbrook III )
総トリプルダブル数:163回
プレイ年:2008年〜現役
第2位は天才ガード、ラッセル・ウェストブルックです!
2008年にドラフト4位でオクラホマシティ・サンダーに入り、その年に早速トリプルダブルを達成します。
ラッセル、20歳の頃でした。
その後もチームの移籍をしながらも安定し、かつレベルの高い個人成績を残し続け2016-2017シーズンはシーズン中に42回トリプルダブルを達成しており、この記録は歴代1位となっています!!
ラッセルはポイントガードでありながら、非常に高い跳躍力とポジショニングセンスを持ち、リバウンドが得意な選手です。さらにその跳躍力を活かしたダンクシュート、ジャンプシュート等も量産し、アシストをしながらも高い得点力、守備力を誇っています。
そして、まだ現役なので、1位になる可能性もまだあるラッセルに期待したいですね。
さて、ついに第1位の発表です…!
1位:オスカー・ロバートソン( Oscar Palmer Robertson )
総トリプルダブル数:181回
プレイ年:1960年〜1974年
堂々たる第1位はオスカー・ロバートソンです!!
The Big Oという愛称で親しまれた彼、歴代のNBA選手の中でも最も素晴らしい選手の1人として数えられています。
身長196㎝、体重100kgというガードとしては大きい体格ながら、ずば抜けたスピードとリバウンド力、そしてシュートレンジの広さを兼ね備えたオールラウンドでパーフェクトな選手でした。加えて状況判断力、パスセンスも優れていたので、距離を詰めればドライブされ、離れればシュートを打たれ、リバウンドは奪われ、即アシストに繋げれられるというディフェンス泣かせの最強プレイヤーでした。
ロバートソンの出現以前は、ガードは小さく小回りが効く選手がやるもの、という認識がありましたが、彼はその概念を変えたとも言われています。
かのマイケル・ジョーダンと肩を並べる程の実力の持ち主だったオスカー・ロバートソン。トリプルダブル歴代1位も納得のBigプレイヤーなのです。
以上がNBA歴代トリプルダブルランキングでした!!
いかがだったでしょうか?
こうして見るとトリプルダブル達成には、総合的なバスケセンスを当然に必要とされるのが分かります。
何かに特化することも素晴らしいですが、現代のバスケにおいて重宝されるのはこういった選手達なのかもしれませんね。
彼らのプレーを見て、よりバスケを楽しんでいただけると幸いです!!