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B-BOOKS バスケルール・スキル用語集①
B-BOOKS バスケルール・スキル用語集①

みなさんバスケしてますか?

突然ですが、バスケのルールやスキルの名前ってたまに分からなくなったりしませんか?笑

ルールの改正や英語の言葉が多くて、経験者の方でもたまに忘れたり、知らない人に不意に聞かれて説明しきれなくて困ることってありませんか?

『あの言葉なんて意味だったっけ?』『実はここのルール理解しきれずプレイしてた。。』『そもそも何でこのスキルこんな名前なんだ?』など、バスケを好きになるほど疑問に思うことが出てくると思います。

そこで今回は、昨今よく使われているバスケ用語をいくつか紹介したいと思います!

ルールやスキルの用語の意味や由来を、より知り理解することができればバスケがもっとおもしろくなると思うので、是非この機会にチェックしてみて下さいね!


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ダウンタウン

バスケの本場アメリカのNBAの実況から発祥した用語『ダウンタウン』!
3ポイントシュートを意味する言葉として使われていたりします。

ダウンタウンは日本語で「都市部」という意味ですが、なぜこの言葉が3Pを意味する様になったんでしょう?

ダウンタウンが使われる様になったのには諸説あるのですが、、、
有力なのは1970年代~80年代にNBAのシアトル・スーパーソニックスで活躍したフレッド・ブラウンという選手に由来する説です。

彼がこなしていたポジションはポイントガード。長距離シュートがとても上手く、1試合で58点を決めて球団最高得点記録も保持しています。そんな彼は学生の頃からスーパースターでした。

ミルウォーキー州のダウンタウン(都市部)にあるリンカーン高校に通っていた彼は2度の州チャンピオンにチームを導き、”ダウンタウン・フレッディー・ブラウン”と周りの人々から呼ばれていたそうです。

そのあだ名が省略されて、彼が3Pを決めると『ダウンタウン!』と言われるようになり、それが受け継がれダウンタウンは3Pを意味する言葉として今でも使われている様です。


ディープスリー

ディープスリーとは3Pラインより更に離れた遠い場所から打つシュートのことを言います。

バスケの黎明期には実は3Pルールはなく、当時は身長の高い大きな選手がゴール下を占領して圧倒的に有利だったそうです。

その後、1979〜80年シーズンからルールを是正して様々な体格の人が活躍できる環境にするために3Pルールが作られたそうです。そのルール是正によって以前よりもバスケはエキサイティングなゲームとなっていきました。

近年では3Pは試合の流れを大きく左右するようになり、3Pラインより更に後ろから相手の意表をつくような見事なディープスリーを放つスタープレイヤーが多く誕生しています。

例えば、NBAのオフェンスに革命をもたらしたと言われる『ステフィン・カリー(2020年9月時点:ゴールデンステート・ウォリアーズ)』、コート中央のロゴエリア付近から放つ“ロゴ・スリー”と呼ばれる超長距離砲を放つ『デイミアン・リラード(2020年9月時点:ポートランド・トレイルブレイザーズ)』など、彼らの試合を盛り上げる魅せるディープスリーは圧巻です。

上に動画も用意しているので良かったらご覧になってみて下さい。


ゼロステップ

ゼロステップは近年のルール改正によってできた用語です。

バスケではボールを持って3歩以上歩いたらトラベリングで反則になりますが、2017年に『キャッチと同時にコートにある足は“0歩目”とする』というルール改正がありました。これがゼロステップです。

このルール改正によってバスケの試合は大きく変化しました。
最初の1歩がゼロとしてカウントされるということは、今までより”1歩多く歩ける”ということです。

これにより、ドリブルからシュートのバリエーションがより豊富になり、NBAでは『ジェームズ・ハーデン(2020年9月時点:ヒューストン・ロケッツ)』や『ヤニス・アデトクンボ(2020年9月時点:ミルウォーキー・バックス)』が良く使っていますね。


アイソレーション

アイソレーションとはバスケのフォーメーション戦術の一つです。
アイソと省略して使われたりもしますね。

チームの中で得点能力の高いプレーヤーを、意図的にコート上の広い場所に1人にさせ、ボールを集中的に渡して1on1を仕掛けさせる戦術です。

また、ボールを持った選手が1on1を仕掛ける際には、他の選手が4on4の形を作り、敵選手がディフェンスヘルプに行きにくくする様にします。

突出した攻撃力を持つオフェンスプレイヤーがいるチームは、アイソレーションを採用する傾向が高いです。

理由としては、まずは得点率が高くなることが挙げられます。オフェンスが得意ではない選手にボールを回して得点を狙うよりも、確実に入れてくれるオフェンス選手1人に得点しやすい場面を作る方が得点率は上がるからです。

また、マイボールを得点で終えられる確率が試合によっては上がるので、ターンオーバーが起こりづらいことも理由の1つです。

チームで一番上手いプレイヤーがオフェンスの場面で1 on 1で勝てば良いので、オフェンス時に他の4人の選手が難しく動かなくて良かったりもします。
難しいパス回しやフォーメーションを考えずにオフェンスに集中しミスを減らすことができるのは大きなメリットかもしれません!

しかし、アイソレーションばかりに頼ってしまうとオフェンスが単調になってしまったり、チーム全体の力を底上げすることが難しいとうデメリットも考えられます。

その場の試合では勝つことができるかもしれませんが、使いすぎるとチームの成長も止まってしまう可能性もあるので、注意が必要かもしれませんね。


いかがでしたか?バスケって本当の多くの用語がありますよね。

普段使っていた用語の語源はこんな意味があったのか!という新しい発見や、改めて理解できた!という用語はあったでしょうか?

今後もこちらのB-BOOKSバスケ用語集の記事は書いて行きますので、乞うご期待下さい!

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