みなさんバスケしていますか?
前回、バスケの用語についてご紹介する記事を投稿しましたが、今回はその第2弾となります!
1891年にアメリカの国際YMCAの体育教師ネイスミスさんによって考案されたスポーツがバスケットボールのはじまりだそうです。
アメリカの方がはじめた、アメリカ発祥のスポーツなので、バスケ用語には英語が多く使われてますよね!
英語を日本語に訳してみると直感的にどのようなプレーなのかわかりやすくなると思うので、日本語訳・直訳も紹介していきます!
皆さんに押さえておいて欲しいバスケ用語はまだまだ沢山あります!
バスケ用語を知ると、もっとバスケが楽しくなると思うので、是非下記ご覧になってみて下さい!
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ヘジテーション
ヘジテーション(hesitation)は日本語訳すると『ためらい』という意味の言葉です。
日本語訳ではそんな意味のヘジテーションですが、バスケ用語ではドリブルをしている時に一瞬止まったようにみせる動きを行うことを意味します。
自分が止まることによって、相手ディフェンスは油断してスピードを緩めたり止まったりします。
その隙を狙ってパスやシュートを行う心理テクニックを使った技で、ディフェンスが横からついてきているときなどはとても有効です!
ヘジテーションを行うことによって次のプレーの選択肢も大きく拡がります!
NBAでも数多くの一流選手がヘジテーションを駆使していますが、NBAの選手会会長を務めるクリス・ポール選手(2020年9月時点:オクラホマシティ・サンダー)のヘジテーションはとても上手なのでぜひ参考にしていただければと思います!
アンクルブレイク
アンクルブレイク(ankle break)は直訳すると『足首を崩す』という意味の言葉になります。
つまり、相手の足首を崩すようなプレーをアンクルブレイクと呼ぶんですね!
もちろんですが、相手を叩いたり蹴ったりして危害を加えて崩してしまったら反則です。笑
では、一体どのようなプレーをアンクルブレイクと呼ぶのでしょうか?
それは、ドリブルで相手を左右に揺さぶり足から崩れるように転倒させるプレーをアンクルブレイクと言い、これができる選手のことをアンクルブレイカーと呼びます!
相手を崩す派手で華やかなプレーですが、ドリブルの基礎とテクニックをしっかりと身につけなければなかなかできないプレーですね!
NBAにいる屈強な選手達でも、卓越したドリブルとハンドリングにアンクルブレイクされてしまっているのを見るのは、圧巻ですよね!
ドリブル下手な私もいつかはディフェンスをアンクルブレイクさせてみたいものです。笑
プルアップ
プルアップとは『プルアップジャンパー』を略したバスケ用語です。
プルアップは日本語訳では『引き上げる』や『制止する』という意味で、バスケではドリブルをしてから、素早くストップしてジャンプシュートに切り替えるテクニックのことを意味します。
味方からパスを貰ってそのままシュートを打つよりも、自らボールをドリブルして運んでシュートするので難しいですが、自分のタイミングでシュートできるので、スキルの高い選手であればブザービーターなどの最後のシチュエーションには好まれる傾向があります。
『究極の個人技』とも言われる、プルアップを華麗なステップから使っていたのがNBAロサンゼルス・レイカーズで20年以上に渡り活躍したスーパースター、故:コービー・ブライアント選手です!
他には、NBAダラス・マーベリックスで20年以上に渡り活躍したダーク・ノビツキー元選手なんかも代名詞のフェイダウェイの前に、プルアップを駆使していましたね。
彼らのプレー動画を、是非参考にしてみて下さい!
ユーロステップ
ユーロステップとは、ディフェンスの前でボールを持ったあとの1歩目と2歩目のステップをジグザグに左右に踏むステップのことです。
ユーロステップを行うことにより、ディフェンスはどちらに抜いてくるか予測がしにくくなります。
相手が予測がしにくいということは、ディフェンスのテンポをずらすことができるので、ドリブラーは余裕が生まれ、次のプレーの幅が大きく広がります。
昔のNBAではできる選手が少なく、希少性の高いスキルになっていたので、慣れていないディフェンスを翻弄させることができました。
今ではプロ選手にかなり使われるユーロステップですが、頭で理解はしていてもなかなかできないスキルだったりします。
ちなみに、なぜユーロステップと言うのかですが、ヨーロッパ圏の選手が多用していたからという説が有力です!
身体能力が高いアメリカの選手に対抗するためにヨーロッパの選手が考え出したスキルの1つですね。
ユーロステップを有名にした選手といえば、サンアントニオ・スパーズで活躍したマヌ・ジノビリ元選手でしょう。
アルゼンチン出身のジノビリはオリンピック金メダル・ユーロリーグ優勝・NBA優勝と大陸を横断した3つのタイトルを獲得する偉業を、ユーロステップを駆使して達成しました。
他には、ジェームズ・ハーデン(2020年9月時点:ヒューストン・ロケッツ)や、ドゥエイン・ウェイド(2019年マイアミ・ヒートで引退)なんかもユーロステッパーですね!
縦横無尽、変幻自在の彼らのユーロステップは圧巻です!
いかがでしたでしょうか?
体格が大きい人が有利とされるバスケですが様々なテクニック・スキルを理解して身に着けることで、自分自身のプレーの幅を広げることができます!
今回ご紹介したスキル・テクニック、どれにも共通して言えることは基礎の技術・動作をしっかりと行えてはじめてできるプレイばかりということです。
基本があるから応用で変化が出せる。基礎を徹底させることこそが上手くなる1番の近道なのかもしれませんね。